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vscode環境においてpythonのvenvを作成してみる

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2023年08月29日

vscodeを使ってpythonのvenvを作成する。

VSCodeとPythonのインストール:

VSCodeとPythonをまだインストールしていない場合は、それぞれの公式ウェブサイトからダウンロードしてインストールしてください。

Python拡張機能のインストール:

VSCodeを開き、左サイドバーの拡張機能アイコンをクリックしてPythonを検索し、Microsoftが提供しているものをインストールします。

新しいフォルダを作成:

プロジェクトのための新しいフォルダを作成します。VSCodeでそのフォルダを開きます。

統合ターミナルの起動:

VSCodeの上部のメニューから「表示」>「ターミナル」を選択するか、`Ctrl + `` (バッククォート) キーを押して、統合ターミナルを開きます。

venvを使って仮想環境を作成:

以下のコマンドを統合ターミナルに入力します:

python3.9 -m venv .venv

これにより、現在のディレクトリに.venvという名前のフォルダが作成され、その中に仮想環境が構築されます。

仮想環境をアクティベート:

Windowsの場合:

.venv\Scripts\Activate

macOS / Linuxの場合:

source .venv/bin/activate

ターミナルのプロンプトが仮想環境の名前(この場合は.venv)に変わると、仮想環境がアクティブになっていることを確認できます。

VSCodeに仮想環境を認識させる:

左下の歯車アイコンの隣にあるPythonのバージョンをクリックするか、Ctrl+Shift+Pを押して「Python: Select Interpreter」を選択します。
そして、先ほど作成した.venvの中のPythonインタープリタを選択します。

以上で、VSCodeでvenvを使ったPythonの仮想環境の設定が完了しました。これで、仮想環境内でパッケージを安全にインストールしたり、プロジェクトを管理したりすることができます。

venvがインストールされているか確認する方法

venvはPython 3.3以降で標準ライブラリとして提供されていますので、Python 3.3以降をインストールしていればvenvも含まれています。

しかし、実際にインストールされているかどうかを確認する方法もあります。以下の手順で確認できます。

コマンドラインまたはターミナルを開く:

通常のコマンドプロンプト、シェル、または統合ターミナル (VSCodeの中にある場合) を使用できます。

Pythonのバージョンを確認:

まず、インストールされているPythonのバージョンを確認します。

python3 --version

Python 3.3以降のバージョンが表示される場合、venvはデフォルトでインストールされているはずです。

venvの存在を直接確認:

Pythonのヘルプ機能を使ってvenvのモジュール情報を取得することで、実際にvenvがインストールされているかどうかを確認できます。

python3 -m venv --help

上記のコマンドを実行すると、venvに関するヘルプ情報が表示されるはずです。エラーメッセージが表示される場合、何らかの理由でvenvがインストールされていないか、適切なパスが設定されていない可能性があります。

この方法でvenvの存在を確認できます。もし何らかの理由でvenvがインストールされていない場合、Pythonを再インストールすることで解決することが多いです。